A: 定款とは、実質的には会社の組織及び活動を定める根本規則であり、形式的にはそれら根本規則を記載した書面又は電磁的記録(以下「書面等」といいます。)のことです。

1 定款を紛失した場合、まずは、現在の定款内容を調査し、確認することが必要です。

・定款のコピーや定款変更の内容が記載されている書面等(定款変更を決議した株主総会等の議事録など)を探してみる。

・定款内容の一部は、登記事項になっていますので、法務局で会社の登記事項証明書を取得する。

・設立後間もない場合は、設立時に認証を受けた公証人役場で定款の謄本を請求する。ただし、設立時の定款内容しか確認できませんので、定款変更している場合には注意が必要です。

2 現在の定款の内容が全て分かった場合
→実質面には、問題ありません。形式面を整えるため、判明した定款の内容を記載した書面等を作成する必要があります。

3 現在の定款の内容が一部でも分からない場合
→株主総会の決議を経て、新たな定款の内容を確定させ、書面等にすることになります。

 定款は、会社の根本規則であり、重要な規定です。したがって、契約をする、融資を受ける、など様々なケースで定款の提出を要求されることがあります。

    定款を紛失した状態では、会社の活動に支障をきたします。また、単に形式面だけを整えるような安易な定款再製は後のトラブルになりえます。
詳しくは、一度、司法書士にご相談することをお勧めします。