当会会員の業務上横領事件について

当会会員の業務上横領事件について

 当会の会員が業務上横領罪の疑いにより逮捕されるに至りました。事実関係の詳細については、今後の捜査と裁判で明らかにされることとなりますが、会員が受任した遺産承継業務(被相続人の金融資産の解約及び相続人への引継ぎ業務)において、会員が管理していた預金等解約金を私的に流用したというものです。
 先日、別の当会会員が保佐人に就任した業務における業務上横領罪の疑いで逮捕されており、このような事態が続くことは、司法書士という職業の社会的信頼を大きく損ねるものであり、強い衝撃と憤りを禁じ得ません。
 我々は、司法書士としての責任と倫理を守り、市民の信頼に応えることが求められています。しかしながら、このような不祥事が続発することは、全ての会員にとって重大な警鐘であると認識しております。
 当会といたしましては、今回の事件を重く受け止め、更に倫理研修プログラムの強化を図り、法令順守の徹底と高い倫理感と使命感を持つよう指導を行うなど、再発の防止と市民の皆様の信頼回復に向けて全力を尽くします。
 私たち司法書士が信頼される職業であり続けるために、会員全員が一丸となり努力を重ねてまいります。

令和7年1月27日
兵庫県司法書士会
会長 野上英則

会長声明

相談会へ 司法書士検索ページへ

相談会のお問い合わせ

兵庫県司法書士会

〒650-0017
神戸市中央区楠町2-2-3

お問い合わせ

TEL:078-341-2755

(平日9:00-17:00)
よくある質問へ

リンク

PAGE TOP