高齢者の消費生活トラブルと成年後見

高齢者の消費生活トラブルと成年後見

 高齢社会白書(平成24年度版)によると、一人暮らしの高齢者が増加傾向にあるとのことです。
 また、消費生活年報(2012年度版)によると、高齢化にともなって、高齢者が契約当事者である相談については、年々増加しているとのことです。
 そして、高齢者に多い消費生活トラブルとしては、「お金(利殖商法等)、「健康」「住宅」にまつわるものが多いとのことです。その中には、消費生活トラブルに遭い、大切な老後の蓄えを失った方もいらっしゃるものと思われます。
 私たち司法書士は、「くらしの法律家」として、高齢者の方々が、消費生活トラブルに遭わず、安心して生活が送れるような社会を実現すべく、日々活動を行っております。
 例えば、認知症などによって、判断能力が低下した高齢者の方が、消費生活トラブルに遭わないように、その方の成年後見人等に就任して、財産の保護に務めたりしております。
 そのため、私たち司法書士は、成年後見の仕事を行う上で、見守り業務を重要な業務と考えております。
 もっとも、高齢者を見守るのは、司法書士だけではなく、行政機関の職員、福祉関係者、医療関係者、民生委員、商店街の方々や地域の方々など多くの方々がいらっしゃいます。私たち司法書士も、このような高齢者を見守る「社会的ネットワークの一員」として、少しでも高齢者の方々のお役に立てるよう活動して参ります。
 一人暮らしの消費生活トラブルに遭わないかご心配されておられる方は、ぜひ「くらしの法律家」としての司法書士の力をご活用ください。兵庫県司法書士会では、定期的に相談会を行っておりますので、ご利用ください。

コラム

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