親子法律教室を開催しました。
平成29年3月12日(日)兵庫県司法書士会館において小学生を対象とした「親子法律教室 解釈のちから -紙芝居で学ぶ法教育-」を開催しました。
当会では、大学生や高校生を対象として消費者教育講座や一般市民向け法律講座への講師派遣を毎年行ってきました。
これまでの学校向けの講座については、学校卒業後の生活において悪質商法や消費者トラブルに巻き込まれないように事案解説により知識を深めてもらうことを主眼とした所謂消費者教育でしたが、この度、初めて小学校5・6年生とその保護者を対象とした法教育を開催致しました。
紙芝居を使った物語を通して、正解のない「きまり」とはどのように作るべきか、またどのように解釈するべきかといったことを、子どもだけでなく保護者の方からもそれぞれの考えや様々なご意見を発表いただきました。
学校の校則から職場の規定、自動車の運転や家庭での決まりなど世の中には多くの「きまり」があります。日常生活において特に意識することはありませんが、私たちは「きまり」の中で日々の生活を送っており、やはりなくてはならないものです。
この親子法律教室が、学生の皆様にとって、その大切な「きまり」について、他の人の意見を尊重し、考える力を身に付けながら、「法律」について身近に感じていただける機会となったとすれば幸いです。
当会では、今後もこのような事業を開催したいと考えておりますので、機会がございましたら是非ご参加くださいますようお願い致します。